SSL証明書ハッシュアルゴリズム変更について
2015年1月27日掲載
マイクロソフト社とグーグル社が、SHA-1ハッシュアルゴリズムを用いたSSLサーバ証明書の受け入れを、2017年1月以降不可とするSHA-1廃止プランを発表し、SHA-2ハッシュアルゴリズムを用いたSSLサーバ証明書へ移行する必要性が出てきました。
SHA-2ハッシュアルゴリズムを用いたSSLサーバ証明書への移行に伴い、ご利用環境によっては、Webサイトにアクセス出来なくなることが想定されます。
詳細については、各証明書ベンダーの情報をご確認願います。
SHA-2 対応ブラウザ
Windows XP SP3 / Windows Server 2003 SP2 以降
- Internet Explorer 6.0 以降
- Google Chrome 1.0以降
- Mozilla Firefox 1.0以降(OSのバージョン問わず)
- Windows Vista/Server 2008以降は、対応済み
- Windows XP SP2 でのIEの利用は不可、SP3 の適用が必要になります。
- Windows Server 2003 SP2 でのIE の利用については、対応パッチの適用が必要になります。(後述の対応パッチをご参照願います)
Mac OS X
- Safari2.0以降
- Mozilla Firefox 1.0以降
Android(Ver.1.5以降)
iOS(iPhone 3G以降)
対応パッチ(Windows Server 2003)
Windows Server 2003 SP2
もしくは、
を、適用願います。
- eBASEシリーズ製品によるデータ送信、eB-cast(データ配信)に対してのデータ取得機能は、IEのコンポーネントを使用している為、上記環境においては、パッチ適用していないと、 SHA-2サーバ証明書を用いているWebサイトへの接続が出来ない恐れがあります。
eBASE社での対応
弊社製品ご利用ユーザー様において、まだ、Windows XPをご利用されているユーザー様がおられ、Windows Server 2003 についても、サポート終了が2015年7月頃に控えており、これから新OSへ移行予定のユーザー様もいらっしゃる状況であります。
上記の状況も踏まえまして、弊社にて運用管理している
- ダウンロードサイト
- ユーザー登録サイト
- お問い合わせページ
- eB-ASP
- 特定ユーザー向けのクラウド・ホスティング環境
などについては、2015年12月下旬から順次、SHA-2のSSLサーバ証明書に切り替えさせて頂きます。
つきましては、2015年以内には、対応環境への移行(XP/Server 2003をご利用の場合は、新OSへの移行)をお願い致します。
- マイクロソフト社にてサポート終了しているOSは、弊社eBASEシリーズ製品もサポート対象外となります。